大動脈解離と生きて行く。

人生のターニングポイント

ねばる

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容赦なく太陽の光が病み上がりの身体と心に突き刺さります。

思えば東京で20年程仕事をして地元に戻り、それからと言うものなかなか思うような仕事に巡り合わない時を過ごして来ました。

子供が産まれ生活をまわさなけれ成らず、やりたい事に蓋をして本当は嫌だったけれどトラックに乗った、いまどきマニュアル車なんて不安でたまらない。

これまで関わって来た世界を捨てきれず、迷いながら運転をした、それでも色々な先輩方との出会いと別れを繰り返し2トン、3トン、4トンとサイズの大きな車両にstep upして気がつけば一番嫌いで一番敬遠していた業種の中で迷いながら生きて来た。

大動脈解離になると商売としての運転業(プロドライバー業)は難しい、何せ手術治療が成功しても大動脈は裂けたまま血圧を管理して解離を繰り返さなようにしているだけだからです。

今まで積み重ねて来たものが一瞬にして無くなってしまった、突然の病気とはそう言う交通事故みたいなものだ身体中に道路のように血管が張り巡らされている、道路のように使っていれば工事をして再生して車を流す。

交通事故は悲劇であるが誰も起こしたくて事故を起こす人はいない、業界特有の人が居ない現象、ハンドルを握ると人生を狂わすリスクを伴う、

今は裏方から事故を無くす方向で社会と関わって行きたい。

ねばる。