大動脈解離やっかいな奴
お疲れ様です、今年は暑いです皆さん体調崩していませんか?身に危険を及ぼす暑さですから気をつけて下さい。
それから、今年4月に国道15号トラック運転中に胸から背中にかけて激痛がはしり、呼吸がしづらくなり、トラックを安全な場所に止めて自分で救急車を呼びました、救急搬送され急性大動脈解離と診断され厳重な血圧管理のもと、カテーテルによるステントクラフト内挿術、首を切開しての血管移植と冠動脈バイパス手術を行いました。
トラックドライバーですから、これからは商売として車には乗れません。
会社の計らいや新しい部署仲間の気遣いが痛いくらいわかります、有難いです。
10万人に5人位の宝くじに当たったような運が良いような悪いような?
身体的にキツいから、精神的に自分を追い込んで八方塞がりになりがち、鬱っぽくもなります。
どうにかしないといけない、真面目過ぎ、頑張り過ぎる性格がストレスとなり急激な血圧上昇を引き起こし血管が裂けたという主治医の見解です。
色々と焦ります。
生息・生物空間環境の最小単位:ビオトープ第二弾
今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」
毎日、太平洋高気圧とチベット高気圧のダブル酷暑パンチにやられてます。
大動脈解離という病気で手術療養期間を経て今月7月から社会復帰・仕事復帰しています、普通の人でもこの暑さは仕事のやる気や生産性を下げてモチベーションをドリンク2本で上げろと言われましても、冷たいものを身体に入れ続けると「正露丸」の売上が上がってなんともです?
病気上がりの身体には流石にこたえますね、「正直、仕事復帰に当たり色々ありますよ、愚痴や不満になるので言わないけれど」もっと大変な人達が世の中には沢山おられます、表には辛くても絶対に見せない、甘えたくても、甘えらねーんだよ!我慢とか忍耐とかどうでもいいです
自然の中から生かされている「美しさ」が見えてくる。(涙)
ビオトーブでブレイク
この暑さは身体にこたえます。
あまりにも暑いので、セメント練る用のトロ舟でビオトーブ作ってみた、
病気の事は忘れて、一日中、泳ぐメダカを眺めて終わった。
運命の分かれ道、上か下か?AかBか?
今週のお題「星に願いを」
急性大動脈解離は心臓から上に向かうA型と心臓から遠いB型との2種類に分類される、一般的にAは緊急性を要して命の危険度にさらされる割合が高く、Bは血圧の厳重管理の元、しばらく経過観察となる場合があると、インターネット等で調べると書いてあるんだけど、実際にこの病気になって病棟で同じ様な心臓疾患を発病し緊急で運ばれて、入院や手術となった人達とデイルーム等でお話をしたり、見たりすると、現実はA型だろうがB型だろうが関係なくそれぞれの痛みや人生と戦っているという事、はたから見たら軽いとか重いとか症状に差があるように見える部分もありますが、皆さん見えない痛みと戦っていました。
急性大動脈解離の原因は「高血圧」と一般的にはうたわれていますが、いろいろ調べてみると此れと言った確実な原因は分かってないみたいです。
わたしの場合は発症する直前にLINEに入った一方的な次の日の仕事連絡、発症する数ヶ月前から色々な仕事現場での問題が重なっていたことともあり、精神的にもギリギリだった為、自分としてはやりたい事もあり退職して次のステップに進みたいという気持ち見て見ないふりして仕事していた矢先に大動脈が避けてしまったのだ、何で?何で自分がこんな目に合わなきゃならないんだ?正直思いました。今もそうですが毎日悔しくて、時々精神的に追い込まれるときもあります。
しかし、このような病気になっても生かされてしまったのです。まだ、お役目があると?
きっとこの病気になったおかげでできる事があるはずです、正直、今は毎日が不本意ですしかし動いていないと前にも進まないし、運もやってこないと思うのです。
昨日、財布を落としました、今年度は嫌なことばかりで凹みますが、「人感万事塞翁が馬」です。
サイレントキラー
今週のお題「2018年上半期」今日は自分が物流業界に身を置き、自らトラックを運転中に大動脈解離になった事から「職業としてハンドルを握るプロドライバーさんの心臓のリスク」について、お話しします。
2016年 大阪・梅田の繁華街でクルマ暴走して11人が死傷した事故は運転していた50代のの男性は大動脈解離を発症していた。
また、2017年 兵庫・尼崎市でデイサービス施設の送迎用ワンボックスカーが暴走し4人が死傷した事故も、50代の男性は大動脈解離を事故前に発症し意識を失い病死していた。
大動脈解離は突然死に至るケースが多いと思います、昨今では芸能人の方も突然発症し死に至る報道も目にします。
突然死は悲劇ですが、突然死によって被害者と同時に加害者にもなってしまうのがドライバーという職業です。
大動脈解離の原因と一般的に言われるのが「高血圧」です、しかし見落としてはいけないのが現代は「ストレス」の方が原因として大きいと私は思います、また、最近はドライバー不足による高年齢化やインターネット通販などの影響により、荷主やお客様に求められる配達時間のプレッシャーや職業としてハンドルを握る緊張感など、目に見えにくい精神的な疲れも「サイレントキラー」として突然やって来て悲劇を招きます、次回は「なぜ、私は急性大動脈解離になったのか?」お話したいと思います。ただ退院する時、担当看護師さんからの最後の言葉「若い人で大動脈解離を発症する人は真面目な人が多い」と言っていました、真面目だから無理をして働いてしまうのが原因なのでしょう。なんかわかるような…。
生まれて初めて救急車に乗る。
今週のお題「2018年上半期」
どうにか、安全な場所にトラックを止める事ができました。
この時点で自分の病気が何なのかなんて考えている余地がない?胸から背中にかけての痛みがなかなか落ち着かない、呼吸困難に陥る。「やばい」トイレ行きたいし、最後にタバコも吸いたいなんてこの場に及んで思う。会社の部長へ電話をする、息が続かないので、なかなか会話にならないが大変な状況である事を理解してくれた、今から助けに横浜の現地に向かうと言われた、やばい待ってられない、妻に電話をかける、速攻「救急車を呼べ」と言われた、部長に折り返す、「もう、体がもたないので自分で救急車呼びます」と伝え電話を切った。
119に電話、自分のいる場所をうまく伝えられない、首と身体が横向かないくらい重い、横向けば「〇〇マンション」の前と簡単に伝えれれるのに、最後の力を振り絞って横を向いた、視線の先にマンション名が書かれた札が壁に張り付いていた、伝える事ができた。道路の反対側のコンビニでトイレ借りたかったが力尽きている、運転席に頭を伏せた、しばらくすると遠くの方から救急車のサイレンが聞こえてきた。
それは突然やって来た
今週のお題「2018年上半期」それは突然やって来た
私の仕事はトラックドライバーです、ここ一年担当荷主チームのリーダーとなり荷主様やお届け先のお客様にご迷惑がかからないように配慮したり、チームのみんなの雰囲気など気にする事も多くなり、精神的にもギリギリでストレスと緊張感に苛まれながらハンドルを握っていました。何しろ毎日緊張の連続でほっとする時間が無く、なかなか上手くいかないチーム運営に限界も感じていました。2018年4月11日(水)午前11時30分過ぎ、午前中の仕事が終り、午後の仕事まで時間があったため、午後の積込の場所には直ぐには向かわず、近くの荷主様の本社に寄ってから向おうと、横浜みなとみらい方面から2tトラックで横浜駅に向かう途中、胸から背中かけた激痛がはしり、息苦しさと戦いながら、「絶対に事故を起こしてはならない」「車を安全な場所までどうにか引っ張る」事だけを考えて必死に意識が朦朧とする中ハンドルを握りました、冷や汗が大量におでこから流れてきましたが、私はプロドライバーとして絶対に社会に迷惑をかけるような事故はもう二度と起こせないのです、その一心で落ち着いて周りをよく見て運転しました。